庶民的ないなり寿司
寿司の中で最も庶民に親しまれているのが、この稲荷寿司でしょう。甘辛く煮付けた油あげを袋状に開いて、その中に飯を詰めた寿司です。名前の由来も多くの人がよく知っているとおり、稲荷神社の神様の使いとされる狐の好物が油揚げであることからきています。この稲荷寿司も実に様々な種類があるようです。形から見ると、関東を中心にしているのは四角形ですが、これは米俵を表しています。これに対して関西では三角形になりますが、これは狐の耳の形を真似ているとされています。耳の先が尖った様子ですね。この他にも関東と関西では細かな違いが所々に見受けられます。関東の稲荷寿司は寿司飯を完全に油揚げの中に包み込んでしまうようですが、関西では裏返すとご飯が見えています。油揚げの節約なのでしょうか。また中に詰め込む酢飯についても違いがあるようです。寿司飯をそのまま詰め込む関東に対して関西は寿司飯に具材を混ぜ込んでいる、いわゆる関西で言うところのちらし寿司を詰め込んでいます。この稲荷寿司のことを「五目稲荷」と呼ぶこともあります。全国の各地に行くと大きさや形、中に詰め込む材料にそれぞれ特徴があり、行楽などのお弁当に無くてはならない庶民の食べ物としての根強さを感じさせます。この稲荷寿司と先の巻き寿司を詰め合わせたものを助六といいますが、これは「揚げ」と「巻き」のゴロで「揚巻」とし、歌舞伎の「助六」に登場する花魁の名前である「揚巻」に掛けて付けられたものです。
食のすゝめ【関東版】の志も川 しもかわのグルメ情報
http://www.chinagoldlo.com/pref15/city105/genre08/J000759537/
京都でアルバイトをするために、ここで色々探しています。